中上貴晶、キャリア初ポール獲得! 最高峰クラス日本人PPは玉田誠以来『16年ぶり』|MotoGPテルエルGP予選レポート(motorsport.com 日本版)

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 モーターランド・アラゴンでMotoGP第12戦アラゴンGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはLCRホンダの中上貴晶。最高峰クラスでの日本人によるPP獲得は実に16年ぶりだ。 【リザルト】MotoGP第12戦テルエルGP 予選結果  今週末のアラゴンは、同地で先週行なわれたアラゴンGPの時と比べて温暖な天候。予選Q1開始時には気温は21℃まで上昇し、路面温度は31℃という状況でセッションが開始された。なお中上貴晶(LCRホンダ)は直接Q2進出を決めている。  予選Q1が開始されると、アンドレア・ドヴィツィオーゾやダニーロ・ペトルッチ、ジャック・ミラー(プラマック)といったドゥカティ勢が次々とコースイン。今回はドゥカティ勢6名全員が予選Q1からの出走と大苦戦している。  まずはブラッド・ビンダー(KTM)が小手調べの1分48秒333をマーク。各ライダーは2周目からさらにタイムを縮めていく形だ。  計測2周目のアタックでは、ミラーが1分47秒394をマークしてトップタイムに。ポル・エスパルガロ(KTM)が1分47秒848で2番手に続いた。Q2進出を狙うドヴィツィオーゾは1分47秒871の4番手で遅れをとった。  Q1残り6分を目前にするタイミングで、一度ピットへ戻っていた各ライダーが再びコースイン。ドヴィツィオーゾは好タイムを記録したミラーの後ろについてスリップストリームを狙う姿勢を見せた。  残り3分、ビンダーが途中最速ペースを刻みつつ自己ベストを更新。しかし4番手とQ2圏内には届かない。チームメイトのポル・エスパルガロも自己ベストを更新して1分47秒606をマークしたが、トップタイムには届かなかった。  いよいよ残り時間は1分を切ったが、ここで最速ペースを刻んできたのはポル・エスパルガロ。1分47秒071を叩き出して一躍トップに躍り出た。  ドヴィツィオーゾもアタックで自己ベストを更新したが、3番手とQ2圏内には食い込めなかった。  Q1セッション時間はゼロとなり、最後の計測に各ライダーが挑むが、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が1分47秒372を記録。一気に2番手に浮上した。  これでエスパルガロ兄弟がQ2進出かと思われたが、直後にヨハン・ザルコ(アビンティア)が1分47秒303をマーク。僅差でアレイシを上回って2番手と

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(2020/10/24)