パナソニック、スバル車向け純正カーナビを刷新…新プラットフォームを採用(レスポンス)
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パナソニックは、プラットフォームを刷新してユーザーインターフェイスを大幅に進化させたカーナビゲーションシステムを開発。スバル車向け車種専用ビルトインナビとしてスバル系ディーラーにおいて10月より順次発売していくと発表した。
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◆新プラットフォームの採用で地図のHD化やインターフェイスを刷新
対応したのは新型『レヴォーグ』と『インプレッサ』、『XV』、『フォレスター』の4車種で、画面サイズはレヴォーグが9型、残り3車種は8型となる。
車種専用としたことで純正らしい車両との統一感を高めたシャープな本体デザインを実現した。電源OFF時には車内の照明やインテリアに調和してボタン表示が完全に消える静電ブラックアウトボタンを採用。そのフォルムは低反射のHDディスプレイで黒が引き立つほどの美しさだ。また、ディスプレイには低反射を実現したボンディング加工ディスプレイを採用し、外光下であっても視認性が高く、操作がしやすい大画面ナビとしている。
注目すべきはカーナビゲーションとしてプラットフォームを刷新したことだ。高性能半導体チップを採用し、ユーザーインターフェイスを大幅に進化させて地図描画のHD化も実現。ナビゲーションとして基本的な性能や操作性を大幅に向上させているのだ。この秋に発売されたばかりの有機ELディスプレイ「ストラーダ」のプラットフォームは従来のままで、地図もHD描画には対応していなかった。純正としてデビューしたこの4機種はそれよりも一歩先を行く製品として登場したことになる。
プラットフォームの刷新でまず大きく変わったのがユーザーインターフェイスだ。2画面表示は地図上にウインドウ風にサブ画面を表示させるもので、その位置は指操作でフレキシブルに動かすことが可能となった。地図と地図の2画面を表示しているときは動かせないようだが、たとえばAVモードなどの表示は好きな位置に自由に移動できる。その操作感も一段とスムーズさを増し、起動に必要な時間を大幅に短縮。使って心地良さを感じる新たな操作環境を実現できたという。
新プラットフォームの採用でアルゴリズムも刷新され、自車位置の精度は大幅に向上したようだ。測位は1秒間に10回行い、高速走行であっても滑らかに自車位置を表示できるという。また、新たに駐車場の出入口を学習する新アルゴリズムを採用し、駐車場から走行車線