【札幌】「面白いと思うものを見せなければ、それはサッカーではない」J1通算200勝達成、ミシャ監督が示した強い信念(SOCCER DIGEST Web)

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[J1リーグ24節]札幌3ー0横浜FC/10月24日(土)/札幌ドーム  10月24日、北海道コンサドーレ札幌は3-0で、ホームに迎えた横浜FCを見事撃破。この勝利で“ミシャ”の愛称で親しまれているペトロヴィッチ監督は史上3人目、外国人指揮官では初となるJ1通算200勝を達成した。 【動画】ドーム中に広がる歓喜の輪!200勝達成セレモニーはこちら!  2006年にサンフレッチェ広島で日本でのキャリアをスタートさせたペトロヴィッチ監督。その後浦和レッズを経て、現在の札幌では2018年から指揮を執っていた。そして足掛け15年、ついにたどり着いた金字塔。  試合後200勝を祝い真っ赤な花束も受け取った指揮官は、フラッシュインタビューで大記録について次のように語った。 「もちろん節目の200勝は嬉しい。ただ、あまりそうした数字にはあまり興味がない。大事なことは今日もいい戦いをして、いい勝利を挙げたこと。そのことによってクラブの方々、応援してくれた方々が喜んでくれたことが、私にとって嬉しい出来事。J1で何勝したかっていう話はキャリアを終えたときに、振り返ればいい」  あくまでチームの勝利が第一優先であり、個人記録は二の次と、その熱い胸の内を明かした63歳の熟練監督。  さらに、200勝達成記念Tシャツに身を包んで臨んだオンライン会見では、自身のサッカー観についても改めて詳しく話している。 「やはりプロの世界である以上、勝敗には常にこだわってやっていかなければいけない。それはまず念頭に置かなければいけない。ただ90分間我々のサッカーを見ている人たちに、『サッカーは楽しいんだ』ということ、『我々のサッカーは面白いんだ』ということを、我々は提供しなければいけない。  私は63歳になって、これまで数多くの指導者の下でプレーしてきた。そしてこれまでに多くの試合を監督として経験してきた。そういうなかで私自身、やはり改めて思うことは、サッカーは多くの人たちが見るなかで、楽しませるものでなければいけない。90分の間だけは日常を忘れて楽しむ。見ている人が面白いと思うものを見せなければ、それは私のなかではサッカーではない」  勝利にこだわる強い姿勢を見せるなかで説いた、「楽しませる」ということ。相反する2つのようにも思えるが、志向するアグレッシブにボールを奪いにいく攻撃的サッ

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(2020/10/24)