「集中力でカバーした」高木美帆、大会新記録で圧勝(産経新聞)

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 スピードスケートの全日本距離別選手権第2日は24日行われ、女子1000メートルで高木美帆が圧勝した。  記録を確認すると、安(あん)堵(ど)の笑みを浮かべ、ガッツポーズ。女子1000メートルを大会新記録の1分14秒21で制し、4連覇を果たした高木美は「いまある体の状態でどうやったら速く滑れるか模索して、ギリギリ見つけられた感じ」と振り返った。  夏場にけがをした影響もあり、例年ほどの滑り込みができないままシーズン開幕戦を迎えた。まだ4種目を滑ることができる状態にはないと判断し、前日の500メートルと3000メートルを欠場して迎えた注目のレース。「いつもだったら練習の中でレースのイメージを作ったりできたが、今年は思うようにできなかったので、その分、集中力でカバーした」と高木美。  最後の1周でただ一人28秒台をマークするなど、安定した伸びのある滑りで自身が2年前に記録した大会記録を0秒65更新。「いまの状況でみれば悪くないのかな」と評価した。  調整遅れは気になるが、それを補うだけの経験や地力があるのも高木美の強みだ。日本が誇るオールラウンダーは「もう一つ高いレベルで滑れるように、積み上げていきたい」と前を向いた。(橋本謙太郎)  

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(2020/10/24)