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　巨人は２４日、阪神に敗れた。 　中前に打球が落ち、巨人の菅野は顔をしかめた。１－１の七回２死一、二塁の場面。阪神の原口に甘く入った直球を痛打され、二塁走者が生還した。「２点目は防ぐことができたと思う」。７回６安打２失点と先発の役割を果たしながら黒星。悔しさがにじんだ。 　直前に異変が起きた。七回の投球練習中に、右手を気にしていったんベンチに下がった。治療してマウンドに戻ったが、制球が乱れ、決勝点を献上。宮本投手チーフコーチは試合後、右手人さし指の付け根付近がつったことを明かした。「１年間戦ってきて疲れもある。もう何ともない」。軽症で、今後への影響もないという。 　前回登板した１３日の広島戦で、開幕戦からの連勝が１３で止まった。今回は中１０日と間隔をとっての登板だったが、よもやの２連敗。「次の試合もしっかり調整して万全な状態で臨む」と右腕は前を向いた。（小川寛太）

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(2020/10/24)