盛岡工12年ぶりV兼平の正確なキックで得点重ねる(日刊スポーツ)

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<全国高校ラグビー岩手大会:盛岡工13-5黒沢尻北>◇決勝◇24日◇岩手いわぎんスタジアム 第2シード盛岡工が13-5で第1シード黒沢尻北を下し、12年ぶり35度目の全国出場を決めた。 キッカーも務めるSH兼平歩雅主将(3年)が先制を含む2ペナルティーゴール(PG)と1ゴールを決め、昨年準決勝、県新人戦決勝と連敗中だった宿敵に雪辱。OBで就任5年目の小原義巧監督(38)に花園切符をプレゼントした。 第100回の記念大会で、第50回優勝の名門が復活への1歩を記した。開始4分、スクラムでコラプシング(故意の崩し)の反則を誘い、兼平が10メートル中央から先制PGを決めて主導権を奪った。前半だけで3度の反則を誘い、全てPGを選択。終了間際にも相手オフサイドからPGを決めた兼平は「先制点を大事にして得点を刻んで圧力をかけたかった。フォワードがゴール前で頑張ってくれたので、楽にさせたかった」とチーム一丸の勝利を喜んだ。 父正道さん(48)と4学年上の兄瑛登さん(21)もラグビー部OB。紫波一中ではラグビー部がなくサッカー部でプレー。ラグビーに生かすため、センターバックをこなしながらキック精度を磨いた。父の助言を参考に「後ろに3歩、左に4歩」の歩幅を固め、正確なキックからアタックにもつなげた。トップリーグのセコムや釜石シーウェイブスでもプレー経験のある小原監督は「就任して初めての花園ですが、1番は選手たちが目指していたところ。思い切り暴れられるようにしたい」と意気込んだ。【佐々木雄高】

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(2020/10/24)