2年前は赤字 ! が利益倍増 !! アース製薬「才能に差はない、あるのはツキの差」経営術(NIKKEI STYLE)

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――失敗から学んだ経験はありますか。 「18年12月期に約1億4000万円の最終赤字になりました。この2年前の失敗から学びました。外部要因もあったので、周囲からは『仕方ない赤字だったのでしょう』と言われることもありましたが、そうではなかったのです。当初は私も含めて組織として、感覚的に『大丈夫だろう』と見込んでいたのが反省点です。経営上の見込みと着地のずれをなくすことが、最大の課題だと、そのとき明確に分かりました」 「そもそも、判断のもとになるデータの集め方や分析の仕方が中途半端で、データの精度が高くなかったのです。そこで、組織の体制や数値管理の仕組みを変えることにしました。コンピューターから組織から人から、全てを変えたのです。以前は感覚に頼って予想している部分が大きかったのですが、現在は確たる数字で把握できるようになりました。そのおかげで現在は、外部要因で利益が予想より多少下振れすることはありますが、それも想定の範囲内で収められるはずで、非常に手応えを感じています。もし2年前の決算で純利益が出ていたら、一番大事なフレームワークが作れませんでした。当時は悔しかったのですが、今の体制をつくるきっかけになったんだとプラスに考えています」

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(2020/10/20)