繊維開発のスパイバー 脱石油素材量産、米ADMと提携(SankeiBiz)

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 人工タンパク質の繊維を開発するスパイバー(山形県鶴岡市)は、米穀物大手のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM、イリノイ州)と、自社の素材「ブリュード・プロテイン」を米国で量産することで提携した。ブリュード・プロテインは、化学繊維のように石油を使わないため代替素材として注目を集める。脱石油素材として、衣料品などへの採用が広がっている。  提携では、ADMが植物由来のグルコースを原料とするブリュード・プロテインの発酵と生産を担当。スパイバーの加工拠点で繊維や樹脂、フィルムなどに加工する。  また、スパイバーはADMを割当先とする第三者割当増資を実施した。ADMによる出資額は非公表。  スパイバーは慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)でクモの糸を研究していた関山和秀氏が2007年に立ち上げた。タイでタンパク質製造プラントの建設を進めており、来年の稼働開始を予定している。

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(2020/10/20)