アメリカの大学の新入生が16%減少…多くの大学が財政危機に直面(BUSINESS INSIDER JAPAN)

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アメリカの大学への2020年秋の入学者数が16%減少したことが、最新の調査で明らかになった。 ナショナル・ステューデント・クリアリングハウスが発表したデータによると、4年制大学や短期大学の在籍者数は4%減少しており、減少傾向に拍車がかかっている。 在籍者数の減少に伴い、学費収入も減少することから、多くの大学が財政的に厳しい状態に陥ると見られている。 アメリカのすべての大学は、新型コロナウイルスのパンデミックによる厳しい財政的逆風に対して身構えてきた。そして今、彼らが恐れていたことが起こっているのを裏付けるデータが公開された。 ナショナル・ステューデント・クリアリングハウス(NSC)が10月1日に発表したデータによると、2020年秋に4年制大学や短期大学に入学した学生数は、昨年から16%減少し、在籍者数全体では4%減少した。そして留学生も大幅に減少している。 2020年3月、大学は規模の大小を問わず、ほぼ一夜にしてオンライン授業に移行せざるを得なくなった。夏の間、COVID-19が猛威を振るったため、多くの大学が秋以降はオンラインのみで授業を行うことを選択した。キャンパスに学生を受け入れた大学では、COVID-19の感染が広がり、オンライン授業に戻ることになったケースもある。 2年制の短期大学では、特に顕著な減少が見られた。これらの短期大学への黒人女性の入学者数の減少は、人口動態を考慮しても「他の主要な人種・民族グループを上回っている」とNSCは述べた。 全米の傾向から最も外れているのは、私立の営利目的大学院で、入学者数は昨年から9.3%増加した。 NSCのレポートから明らかなように、多くの学生が、対面授業や課外活動、その他キャンパスライフに付随するあらゆるものがない状態では、アメリカの大学の悪名高い高額な授業料を払う価値がないと考えている。 これは、すでに不安定な財政状況にあった大学にとって大きな問題だ。8月に公開されたHechinger Reportによると、長期的な入学者数の減少傾向が続く中、アメリカの大学の約4分の1が財政危機の兆候を示していることが分かった。これは州立大学への公的資金投入の減少傾向によるものではない。 「収入減に苦しむこれらの大学のことを考えてみてほしい」とニューオーリンズ大学の経済学・金融学教授のグレゴリー・プライス(G

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(2020/10/20)