新谷、別次元の走りで区間新 実業団女子駅伝予選(産経新聞)

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 全日本実業団対抗女子駅伝(11月22日・宮城県)の予選会を堂々の1位で制し、本大会出場権をつかんだ積水化学。最長区間の3区(10・7キロ)を走った新谷仁美の存在感が際立った。トップでタスキを受けると快調に飛ばし、従来の区間記録を1分15秒も更新する別格の走り。後続を一気に引き離してレースの大勢を決め、「後ろは気にしなかった」と言い切った。  今年1月にチームに加入した新谷にとって、実業団駅伝を走るのは8年ぶり。ただ、大会は新型コロナウイルスの影響で沿道での応援自粛を呼びかけていたため、駅伝の風景は一変した。新谷は「中間点ぐらいで無観客のレースがきつくなった。(テレビ中継の)画面越しに応援があると思いながら走った」と振り返った。  新谷自身、12月に開催される長距離種目の日本選手権で、1万メートルの日本記録更新を目標に掲げている。久々の駅伝で圧巻の走りをみせながらも「走りながら、今のままでは(日本記録は)出ないと思った。しっかりと切り替えていかないと」と話し、意識の高さをうかがわせた。(丸山和郎)

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(2020/10/20)