【なぜ月1000台?】マツダMX-30、多い? 少ない? マイルドHV先行 21年1月EV 22年レンジエクステンダー(AUTOCAR JAPAN)
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text:Kenji Momota(桃田健史)
マツダが満を持して2020年10月8日に正式発表した「MX-30」。気になるのは、販売計画台数が月1000台と控えめなことだ。
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なぜ、マツダはコンサバな姿勢を見せているのか?
オンラインでおこなわれた記者発表会で、記者の質問に答えたマツダの丸本明社長はこうコメントする。
「MX-30にはこれから2つの挑戦があります。それはEVであり、またロータリーエンジン(を活用したレンジエクステンダー型EV)など、電動化技術への挑戦です」
「マツダのメインストリーム(主流商品)とは違うのため、デザインでも挑戦しています」という前置きをした。
そのうえで、販売計画台数がコンサバな点については以下のコメントを残した。
「2012年に投入した(新規導入モデルの)初代CX-5は年間14万台のヒットとなり、それが30万台を超えるまでになりました」
「MX-30も、まったく新しいモデルであり(初期の台数目標は)控えめにして、その後にお客様の声を聞きながら販売台数を広げていきたいです」
むろん、この月1000台とは、マイルドハイブリッドである「eスカイアクティブ」搭載車のみでの計画である。
丸本社長が会見の中で明らかにしたように、MX-30のEVバージョンについては2021年1月に発売を予定している。
さらに、2022年以降には、ロータリーエンジンを発電機として使うEVである、MX-30 レンジエクステンダーの市場導入を認めた。
とはいえ、初値で月1000台はコンサバ過ぎないか?