日産車のカスタムならまかせろ! オーテックジャパンが手掛けた車5選(くるまのニュース)

【リンク先抜粋】
 かつてはアルファロメオやランチアといったイタリア車を中心に設計、製造をおこなってきたカロッツェリア「ザガート」は、創業から100年を経過する老舗で、現在は「SZデザイン」に社名を変え、継続して工業デザインをおこなっています。  日本車ではあまり馴染みはないのですが、1989年に発売されたオーテック・ザガート「ステルビオ」は衝撃的で、大いに話題となりました。  ステルビオはオーテックジャパンが開発し、主要なコンポーネンツは日産2代目「レパード」から流用され、デザインはザガートが担当。  生産はベースとなるレパードのシャシを日本からザガートに送り、アルミ製ボディパネルやカーボンファイバー製ボンネットなどを架装して輸入され、最終的にオーテックジャパンが仕上げて販売するというものでした。  外観はザガートにより全面的に変更された2ドアクーペで、ボンネットに内蔵されたフェンダーミラーがユニークです。  内装はレパードと共通の意匠ながら、ダッシュボードやシートが本革張りに変更され、メーターパネルやセンターコンソールなどに本木目がふんだんに使われるなど、高級なイタリアンスポーツカーをイメージさせます。  搭載されたエンジンはオーテックジャパンがチューニングをおこなった、最高出力280馬力を発揮する3リッターV型6気筒ターボの「VG30DET型」で、トランスミッションは4速ATのみを設定。  200台の限定販売で当時の価格は1870万円と、まさにバブル景気を象徴するような1台ですが、実際はクオリティに問題あったことから、陸揚げから納車までにかなり手間と時間がかかったといいます。

続きはこちら

(2020/10/20)