【巨人】優勝時の胴上げ実施、カメラ装着選手が間近で撮影…ファンと喜び共有(スポーツ報知)
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巨人がリーグ優勝決定時に原監督の胴上げを行い、参加する選手が帽子にアクションカメラ「GoPro(ゴープロ)」を装着して撮影した映像を発信する企画が検討されていることが19日、分かった。新型コロナウイルスの影響で入場者数に制限がある中、歓喜の輪の“内部”をSNSなどの動画で提供し、全国のファンと喜びを共有する。
優勝マジックを「7」としている巨人の最短Vは23日の阪神戦(東京D)。歓喜の瞬間が迫る中、球団がファンと感動を共有するサービスを検討していることが分かった。胴上げを至近距離で撮影した映像を、SNSなどで配信する企画だ。
ベンチから飛び出して胴上げに参加する選手の帽子に、小型のアクションカメラ「GoPro」を装着。人数や担当する選手は未定だが、臨場感あふれる映像を見たファンは、まるで自分が胴上げの場にいるかのような感覚を味わえる。
優勝決定直後の大きな見どころとなる胴上げ。テレビ中継の映像や写真で、その全体像を見ることはできる。だが、胴上げの“内部”はカメラが入れない部分で、参加者しか撮影できない超貴重な映像だ。
昨年はリーグ優勝を決めた9月21日のDeNA戦(横浜)で、宮国が小型カメラを帽子に装着して胴上げに参加。原監督、コーチ、選手たちの喜ぶ姿を間近でとらえた動画がSNSやテレビ番組などで紹介され、お宝映像はファンの間で大反響を呼んだ。
球団は開幕後、首脳陣、選手、スタッフに定期的にPCR検査を実施。感染拡大防止に力を入れている。常に安全安心な状態で戦っており、優勝時の胴上げも実施する予定だ。
今年は新型コロナウイルスの影響で開幕が3か月遅れた。球団は「WITH FANS」のスローガンを掲げ、自粛期間にさまざまなファンサービスを実施。選手も積極的に協力した。感染対策により現在も各球場で入場者数に制限があり、東京Dは最多で1万9000人。本来なら直接、足を運んで胴上げを生で見たくても来られないというファンも多いだろう。そんな思いにも応えるため、今年も選手撮影の“胴上げ中継”プランが浮上した。
配信のタイミングなど詳細は調整中だが、貴重な映像になることは間違いない。コロナ禍で歴史に残る特別なシーズン。ファンと心を一つにして戦っていく。
◆GoPro 米国の企業が開発した探検撮影向けのヘルメットカメラ。本体は小さいがプロも納得する