“脱ハンコ”市役所でもスタート…「完全廃止」で企業変わる? 北海道札幌市(HBCニュース)

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 河野行革担当大臣の主導で広がりつつある「脱ハンコ」の動きですが、2万人の職員がいる札幌市では、どうなっているのでしょうか?  「札幌市役所勤労課に来ています。時刻は午前8時過ぎ…職員の皆さんがまず最初にすることは、こちらです、ハンコを押すことです」(堀啓知キャスター)  こちらは、札幌市の職員の出勤簿です。職場に来た証(あかし)として、ハンコを押します。  「(この習慣は長らく続いている?)おそらく昭和の時代から、続いているものだと思います。私が20年前入ったときは、すでにこういったやり方が定着していました」(札幌市総務局勤労課・久保田史課長)  今のところ、この出勤スタイルは、しばらく続くそうですが、別のところでは、「脱ハンコ」に動きだしつつあります。  札幌市で、決裁が必要な書類は、年間およそ45万件。このうちオンライン化されているのは、1割程度。つまり、40万件の書類は、各担当者をまわり、それぞれのハンコが必要なんです。  「多いものですと、市長まで決裁いただくものもありますし、本当に関係部署に合議で回らなきゃならないものがあります。ひとつのもので、10件20件というのはあります」(札幌市総務局勤労課・久保田史課長)  札幌市では、仕事の効率化をはかるため、来年度、文書管理システムを電子化します  「目指しているところは、ペーパレス、紙を減らして、それに伴って、ハンコを押す部分も減らしていこうと。決裁を迅速化することによって、市民サービスもスピードをもって対応できるように…」(札幌市総務局勤労課・吉田裕亮課長)  市民サービスでも、改革は進んでいます。札幌市では、市民が申請に使う書類は、およそ1200種類。そのうち、住民票や印鑑登録の証明書などは、すでに、ハンコがなくても請求することができます。  「ひとつ大きいものとしては、札幌市長が申し上げております、来庁不要な社会、そういったものに向けての努力をしなさいということで、オンライン申請の拡大というところに取り組んでいるところです」(札幌市改革推進室推進課・満保修一課長)  その一方で、高齢者など、オンラインの苦手な市民が不便を感じることがないようにしたいといいます。  「デジタルにこだわらずに、アナログで、きちんとそこのサービスを補完してあげる、そういったことも、整えていかないと。デジ

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(2020/10/20)