アパート通路崩落で5人けが 管理会社は去年から修繕を打診も… 北海道苫小牧市(HBCニュース)

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 苫小牧でアパートに帰ってきた家族5人が、突然、2階通路の床が抜けて大けがをした事故。アパートの管理会社は、古くなった通路を修繕するように去年から大家に伝えていたことがわかりました。  すっぽりと抜け落ちた2階通路の床。これは、事故直後に撮影された写真です。1階には床の残がいが散らばり、動けなくなった女性たちがうずくまっています。  事故があったのは苫小牧市新開町のアパート。17日の夕方、親子と孫の男女5人が、2階の部屋に入ろうとしたところ、突然、玄関前の床が抜け、3メートル下に転落しました。10代から40代の女性4人が腕や足を骨折。生後8か月の男の子が頭にすり傷を負いました。  「5人がけがをしたアパート前です。抜け落ちた床のあたりはさびついていて、落ちた高さはおよそ3メートルということです」(記者リポート)  警察によりますと、抜け落ちた床は、幅およそ90センチ、長さ2.4メートル。5人は、近くのショッピングセンターから戻り、玄関前にまとまって立っていたところ、突然、床が抜けました。  「女性何人かは泣いてて痛い痛いと言っていたり、緊迫した状況だったと思います。鉄板とかずらしたり触ったりしたんですけど、さびてた」(救助に立ち会った男性)  「びっくりしましたよね。古いことは古いんですよねアパート。ここは、潮風が吹くのでやっぱりさびやすいんじゃないでしょうかね」(近所の女性)  アパートは、苫小牧港からおよそ2キロの潮風が吹く場所に建てられて25年ほどが経過。床の金属はさびついていました。  アパートを管理する不動産会社は、「通路がさびていて危険だ」として、遠方に住むアパートの大家に、去年9月から廊下の写真や改修工事の見積もりを送り、通路の修繕を打診していたいうことです。しかし、大家から返事はなく、廊下の修繕も行われないまま今回の事故が起きました。  警察は、アパートの管理が適切だったのかを含め、捜査しています。

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(2020/10/20)