兄弟登板スアレス弟と藤浪「阪神超特急」コンビ結成(日刊スポーツ)

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<阪神1-1ヤクルト>◇19日◇甲子園 兄弟で熱投!! 阪神守護神のロベルト・スアレス投手(29)が、ヤクルト先発の兄アルバートと初競演した。外国人兄弟では球界初となる敵味方に分かれての同一試合登板だ。 【写真】兄のアルバート・スアレスと弟のロベルト・スアレス(2020年2月24日撮影) 同点の9回、弟の快投が光った。見せ場は村上との対決。159キロで空振りさせて追い込み、160キロの低め速球で空を切らせた。 この日、藤浪が162キロを計測し、11日に自身が達した球団最速タイ記録(161キロ)を更新されたが、剛速球は遜色ない。巧打者の山崎も159キロで空振り三振。ド迫力の3者凡退で、相手に流れを渡さなかった。「同点でセーブはつかない場面だったけど、裏の攻撃につながる投球を心掛けてマウンドに上がった。自分の仕事ができて良かった」と振り返った。 2歳上の兄とは、ベネズエラから異国の日本でともに奮闘する。新型コロナウイルスの感染拡大で行動が制限された4月。毎日のように電話で話し、オンラインゲームに興じる間柄だ。兄から「早く対戦できることを心から願っているよ」とメッセージを送られたこともあった。この日は兄が6回1失点で降板したため、マウンドでの表裏競演はなかったが、兄弟の存在感が際立つ一戦だった。 「お兄さんもヤクルト側からすると良い投球をしていたと思うし、自分も良い仕事ができた。我々にとっては大きな1日になったし、楽しく熱い試合になったと思う」 自身はリーグ最多タイの21セーブで、中日R・マルティネスと並んでタイトル争い真っただ中。藤浪との「阪神超特急」コンビの一角は、兄弟愛も発奮材料に変える。【酒井俊作】

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(2020/10/19)