3人に県教育文化賞を授与 教育文化の向上発展に功績(愛媛新聞ONLINE)

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 県教育委員会は19日、愛媛の教育文化の向上発展に特に功績があったとして、2020年度県教育文化賞を、県サッカー協会顧問の二神薫明(83)=松山市小坂2丁目▽県人権教育協議会会長代行の米田孝弘(79)=砥部町川井▽県美術会名誉会員の秋山一夫(79)=西条市下島山―の3氏に授与すると発表した。  二神氏(分野・体育振興)は、1968年以降、県サッカー協会の理事や副会長などを歴任。77年に県サッカーリーグを創設するとともに東・中・南予リーグを設立、県内の競技人口の拡大・活性化に寄与した。地元小学生らの指導を長年続け、愛媛フットボールクラブと愛媛FCの取締役としてJリーグ昇格に尽力した。松山市生まれ。  米田氏(学校教育・教育行政)は64年、公立中学校教諭に就き専門的で質の高い教科指導や地域に根ざした人権・同和教育の充実に尽くした。94年以降は校長や県教育委員会同和教育課長を務め、被差別部落を訪れて当事者の立場に立って地道に活動。退職後は県人権教育協議会事務局長や全国人権教育研究協議会副理事長なども担った。台湾生まれ。  秋山氏(芸術文化)は70年に県美術会員に推挙されて以降、役員を歴任するなど、県内の美術の向上発展に貢献。特に会長在任中は、組織改革や運営方法の改善、財政健全化に注力した。2016年の第65回記念秋季県展では、初めて県美術館本館の全展示室を使用し、県民に作品発表や美術鑑賞の機会を広く提供した。新居浜市生まれ。  県教委によると、1952年度に賞を創設以来、受賞者は今回の3人を含め192人、2団体。授賞式は11月3日、県庁で行う。

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(2020/10/19)