イタリアではコメもアルデンテ パーボイルドライスは高栄養・時短調理で人気(日本食糧新聞)
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アルデンテに調理するのに最適なコメとして、最近イタリアで人気なのがパーボイルドライスである。ゆですぎで軟らかくなることがなく、時間が経っても歯ごたえのあるコメである。
パーボイルドライスは、収穫したコメをもみ殻のまま水に浸し、蒸して、乾かして作られる。そして、白米と同様に精製されたコメである。生の状態だと少し褐色がかった色合いをしているが、これは天然の色であり、化学的なものは一切加えられていない。
すでに半調理しているパーボイルドライスは、調理時間が短いという大きなメリットがある。まるでパスタのように、熱湯に入れた後、わずか15分ほどのゆで時間で完成である。普通のコメのように事前に水に浸す必要もなく、調理時間がずっと短縮できる。
また半加工のため、虫がつきにくいという利点もある。実際、イタリアだけではなく欧州や米国、インドやバングラディシュ、タイなど世界の多くの地域でパーボイルド加工が行われている。