個人の現預金「1031兆円」で過去最高も…「収入の減少」「個人の消費控え」が今後の懸念事項(TOKYO FM+)

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浜崎:今回はですね、東京証券取引所の終日停止の影響とハンコ廃止の動き、さらにはコロナ禍のお金の使い方についてお話をいただけるということですが。 やしろ:年度下期の初日である10月1日(木)に、東京証券取引所が止まってしまうというまさかのアクシデントがありました。これはどういったことが原因だったんですか? 宗正:東京証券取引所が終日ストップしてしまったのは、今回が初めてです。東京証券取引所が、今の株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」を採用して以降、これまでずっと稼働していたのですが、これが止まってしまったと。 やしろ:止まらないと言われていたのに。 宗正:はい。トラブルになった際のサブシステムへの切り替えがうまくできなかったことが、最大の原因なんですね。東京証券取引所というのは、1日で3兆円もの株の取引が毎日繰り返されているんです。これが一切できなかったと。 菅内閣がデジタル庁をこれから設立しようとしていたり、中国の支配力が強まる香港から、アジアの金融センターの地位をどうにか日本に持ってきたいという矢先の出来事でした。このタイミングで、これはちょっと痛いですよね。 やしろ:1日に3兆円ほどのお金が行き来するということですが、1日止まってしまったことで出る損害額というのは、計算できるものなんですか? 宗正:東京証券取引所は一日平均3兆円の株の取引で生じる手数料収入を失ってしまいました。証券会社はお客さんから受けていた株の売買手数料、お客さんもその日に確定できたかもしれない投資リターンを得ることができなかった。どこまで含めるかにもよりますが、これは計算すると膨大な額になりますよ。 やしろ:かなり多くの方に影響が出たと。 宗正:そうですね。

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(2020/10/19)