王者マドリーが早くも限界を露呈。〝短期決戦〞では無類の強さを誇るも…【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】(SOCCER DIGEST Web)

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 昨シーズンのラ・リーガ王者マドリーは、好調とは言えないソシエダを崩せず、スコアレスドローでの発進となった。再開後の〝短期決戦〞では無類の強さを誇ったジダン監督の効率重視の戦い方が、限界を露呈している。(文:ヘスス・スアレス/訳:小宮良之 2020年10月15日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペ イン』を転載)   ―――◆―――◆―――    王者レアル・マドリーは、静かな開幕を迎えている。    レンタルバックのマルティン・ウーデゴーを加えただけの、昨シーズンからまったく代わり映えがしないメンバーで臨んだ開幕(2節)のレアル・ソシエダ戦は、スコアレスドローだった。   「味のしなくなったガムのようだ」    そう厳しく批評する記者もいた。    ただ、ジネディーヌ・ジダン監督らしいチームとも言えた。しっかりとプレッシャーをかけ、ウ

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(2020/10/19)