大相撲 升席は2人利用に 11月場所、観客5000人に拡大(産経新聞)

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 日本相撲協会は19日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、大相撲11月場所(11月8日初日、両国国技館)の観客数について、定員の約50%にあたる約5千人に1日の上限を拡大することを決めた。新型コロナウイルスの感染対策として、9月の秋場所までは2場所続けて約2500人の上限を設けていた。  政府がイベントの人数制限を9月に緩和したことを受け、観客増員を模索していた。臨時理事会後にオンラインで会見した芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「今までの本場所中の(感染症専門家による)館内視察で、しっかりと感染対策がとられていたこと、指摘があれば迅速に改良しているということで、こういう形になった」と説明した。  秋場所では通常4人が座る升席を1人に制限していたが、11月場所では2人に増やす。升席内を斜めに区切り、2人が横や前後に並ばないようにする。秋場所では使用していなかった土俵に近い「たまり席」も一部開放し、維持員や関係者が座る。椅子席は前後左右を1席ずつ空ける。  感染対策として手指の消毒液を増やし、打ち出し後の時間差退場を2回から4回に増やす。座席での食事を禁止する代わりに館内に飲食スペースを設ける。八角理事長(元横綱北勝海)は「今後も一層の感染防止策を図り『安心安全な大相撲観戦』を開催する所存です」との談話を出した。  20日から入場券の購入受け付けを始める。例年の11月場所は福岡市で開催されるが、移動に伴う感染リスクを考慮し、東京での代替開催が決まっている。

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(2020/10/19)