スパ・フランコルシャンのランオフエリアがグラベルに? F1ドライバーら歓迎の姿勢「それが今のスパに欠けているモノ」(motorsport.com 日本版)

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 スパ・フランコルシャンは先週、サーキットの改修計画を明らかにした。これによれば、現在はアスファルトで舗装されているラ・ソース、ラディオン、レ・コンブ、スタヴェロー、ブランシモンのランオフエリアを、グラベルトラップに置き換えることになりそうだ。 【動画】8000万ユーロを投資! スパ・フランコルシャン改修計画  この変更は、同サーキットで2輪レースを開催できるよう、FIM(国際モーターサイクリズム協会)のライセンスを取得するためのものだ。  二輪の場合、ランオフエリアがアスファルトで舗装されていると、転倒したバイクとライダーを止めることができず、高速でバリアに激突してしまうなどといった危険な状況に繋がってしまう可能性がある。そのため、コースサイドにグラベルトラップを設け、バイクとライダーを安全に減速させようとしている。  一方で四輪の場合、コースサイドがグラベルだと、そこに突っ込んでしまったマシンが回転してしまい、ドライバーを危険に晒す可能性がある。そのためランオフエリアを舗装し、ブレーキングして減速できる区間を広く確保しているのだ。  今回のスパの改修は、この両方で求められる要素を満たすものであるはずで、オー・ルージュ/ラディオン上の新たなグランドスタンドの建設費用を含む約8000万ユーロ(約100億円)の一部を使い、実施されることになるという。  最近のF1ドライバーズ・ブリーフィングでは、サーキットのランオフエリアにまつわることが度々議題に上がっている。ベルギーGPのドライバーズミーティングの際、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、各サーキットがランオフエリアを舗装する方向に行きすぎていると語っていた。 「縁石に外側のグラベルや芝生のエリア……今のスパに欠けているのは、そういうモノだと思う」  サインツJr.はそう語った。 「今、僕らはリスクのことを考えすぎている。そしてリスクと見返りのバランスは、現在のサーキットでは十分なモノじゃない」  新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年のF1スケジュールは大いに変更された。そのためムジェロやニュルブルクリンクといった、昔ながらのスタイルのサーキットで、グランプリが開催されることになった。これらのコースを訪れたことにより、ドライバーたちはグラベルが多用されているサーキットへの愛着を語り

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(2020/10/19)