仙台市の震災遺構「荒浜小学校」3次元データ化で半永久的に保存(KHB東日本放送)

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仙台市若林区の震災遺構「荒浜小学校」を3次元データ化して、今の姿を半永久的に保存しようという取り組みが始まりました。 この取り組みは、測量の専門家である土地家屋調査士の全国団体が、歴史的建造物などを記録・保存するプロジェクトの一環で行うものです。 19日は、荒浜小学校で、3次元化のためのデータを集める作業が行われました。 誤差1ミリほどと高い精度で測定できる3次元レーザースキャナー4台を使って、校舎の内側と外側の合わせて約200カ所で、360度の測定・撮影を行いました。 データは合成して、10月中に3次元化され、年内に仙台市に寄贈されます。 宮城県土地家屋調査士会・松田淳一会長「今後、ますますこのデータ、100年の単位で残るかと思いますので、いろんな活用ができるようにと考えております」 3次元化されたデータは、建物の維持管理に役立てられるほか、仮想現実=VRの映像も作成でき、仙台市は普段立ち入ることのできないエリアの映像公開などを検討しているということです。 仙台市防災環境都市・震災復興室の川満尚樹さん「今、荒浜小学校で立ち入り禁止区域等もございますので、ご来館の方に、そういった立ち入りできない所をVR化したデータとかでお見せすることができれば、そういうことも検討していきたいと考えております」

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(2020/10/19)