iPhone 12が“ジョブズがいた頃のデザイン”に回帰した理由(ギズモード・ジャパン)

【リンク先抜粋】
この可能性が高いと思います。 そもそもアップルがソリッドな側面デザインを採用したのは10年前、2010年のiPhone 4からですが、iPhone 4発表時にスティーヴ・ジョブズは、(実は2つに分割されている)ステンレスフレームについてアンテナを兼ねていることを説明。この構造を採用した理由については「受信感度が高いため」と語っていました。 しかし、その後持ち方によって受信感度が下がってしまうという事実が判明して、“アンテナゲート”と呼ばれる問題に発展してしまいました。打開策としてフレームを囲む「バンパー」と呼ばれる純正ケースを無料配布する事態となったことから、失敗したデザインとして記憶されている方も少なくないでしょう。ですが、アップルは次期モデルのiPhone 4Sでは金属フレームを3つに分割したほか、アンテナを2つ搭載し、アンテナを使い分けるシステムを搭載してこの問題を解決することで、(ジョブズ存命中に)一応の決着を見せました。しかし、この革新的なアンテナデザインはここで途切れてしまうことになります。 今回のアップルの発表ビデオを見る限り、iPhone 12はiPhone 4シリーズのリベンジと考えることができます。その根拠はこの分割されたアンテナ構造。どう見てもあの頃のiPhoneを思い出さずにいられません。 iPhone 5も側面がソリッドだったじゃないかって? それは違います。iPhone 5は側面のデザインこそiPhone 4シリーズを踏襲しているようですが、実は構造的にはまったく違います。iPhone 4シリーズはステンレスフレームをディスプレイとガラス筐体で挟んでいるのに対し、iPhone 5シリーズではアルミをベースとしたユニボディ筐体にディスプレイを乗せる作りだったんです。 ちなみに背面上下のガラス部分はアンテナの電波を通すためのものだと言われています。 そしてiPhone 6では側面が湾曲したユニボディが採用されましたが、やはり背面の上下には樹脂による線(通称Dライン)が入っており、これもアンテナの電波を通すためのデザイン。 このアンテナ用の線はiPhone 7以降も引き続き健在ですが、だいぶ目立たなくなりました。技術は進歩したんですね。 では、なぜiPhone 12で再びiPhone 4の構造を採用したのか?  注目したいのは

続きはこちら

(2020/10/19)