売上3倍増。 国内家具「1兆円市場」狙う、マットレスD2C「コアラ」が家具に参入する理由(BUSINESS INSIDER JAPAN)
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ワインを載せてマットレスの上で飛び跳ねても、ワインがこぼれない ── 。
SNSで発信された「衝撃の振動吸収性」をアピールした動画が話題を呼び、2017年の上陸から毎年、日本で前年比2.5倍増と売り上げを伸ばし続けてきたマットレスD2C「コアラ」。コロナ禍で成長はさらに加速し、2020年6月期の売り上げは前年比3倍となったという。
コロナで売り上げが伸びた背景にはどんな要因があったのか? ビジネスインサイダージャパンの質問に対し、Koala Sleep Japan 代表兼マーケティングマネージャーのアダム翔太氏は「D2Cのカギは適応能力です」と自信を見せ、こう語った。
「大手の家具メーカーがマーケティング戦略をデジタルに切り替えるのに数週間・数カ月を要した中、コアラは24時間で(イベントを)インスタでのライブ配信に切り替えることができました」
自社ECのみで製品を販売する、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)のビジネスモデルはここ数年で一気に広まった。
アメリカでは同じマットレスD2Cの「Casper(キャスパー)」が2014年の創業後、ユニコーン企業となり、2020年1月に新規株式公開(IPO)を果たした。アメリカではマットレス市場は291億ドル(約3兆円)規模にもなると言われ、Casperの後を追って多くのマットレスD2Cがしのぎを削っている。