出会いは市役所の駐車場!?ドライブスルー婚活ってどんなの(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 新型コロナウイルスの影響でさまざまなイベントが中止になる中、週末、富士市役所で新たなスタイルの婚活イベントが開かれました。行政が企画したのは「ドライブスルー婚活」。驚きのイベントの背景には深刻な問題が潜んでいます。  10月17日、富士市役所の駐車場では車が不思議な動きをしていました。車の中をのぞくと、何やら会話をしているようです。 <参加者>「年に何回か行っていたけど、コロナで行けなくなっちゃったから、行きたいなと思っているんですけど」「行ってみたい場所にも書いているけど、付き合った人とはディズニーリゾートやUSJに行くのが夢」  男性が持っていたのはトランシーバー。実は女性との会話を車の中から楽しんでいたのです。 <参加者>「ハマっていることがボルダリングということですけど、休みの日にやっているんですか?どうぞ」  富士市が開催したのは、車とトランシーバーを使い、ソーシャルディスタンスを保ちながら行う「ドライブスルー婚活」です。 <富士市こども未来課 本多直人課長>「相手の顔が見えて相手の声が聞こえ、マスクを外すことによって顔全体が見えること、相手の乗っている車を通じてその人となりがわかることがポイントになる」  まさに、ウィズコロナの時代に即した婚活ですが、行政がここまで力を入れるのにはわけがあります。2007年は2万1150件だった婚姻件数が2017年には1万件6573件と約4500件も減っています。加えて静岡県は若い女性が県外に引っ越す割合が多く、男女の出会いのチャンスが少なくなることも危惧されています。今回の婚活は1組5分の会話でしたが、参加者は楽しめた様子です。 <参加者>「正直どうなんだろうと思ったけど、参加して楽しかった」「トランシーバーを初めて使ったけど、実際に話すよりもトランシーバー越しだとまた違った面白さがある。(いい人は見つかりましたか?)いいなと思う人は見つかりました。うまく進展していけばいいなと」

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(2020/10/19)