地元の魅力を伝える県内の地ビール人気(静岡県)(静岡放送(SBS))
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県内の地ビール人気がとまりません。地ビールの醸造所の数はなんと全国4番目。いろんな業種の人たちが地域の特色を打ち出してビール好きを取り込もう躍起になっています。
10月19日、JA静岡市が完成を発表したのが静岡市で栽培されたホップを使った地ビール「オクシズ麦酒」です。販売を始めて2020年で3年目、過去2年すべて売り切れたというJAが作った人気の地ビールです。
<JA静岡市青壮年部 近藤祐市部長>「ビールって力があると思うんですよ。飲んでて楽しいし、ぜひ一度ご賞味いただければ」
クラフトビールとも呼ばれる地ビール。静岡では高い人気を誇っています。
<客>「おいしいです。ふわーっとお茶の香りが漂う」
こちらの専門店では、地元産のお茶を使ったビールが人気です。ビールは果物など他の食材と比較的組み合わせやすく、さらに地場産品を使うことで地域の魅力を発信できます。
<店員>「いまGoToキャンペーンもあって、地方から来るお客様も多い。みんな静岡のクラフトビール屋を探しに来たと言ってた」
静岡市の中心街だけでもここ数年で15軒ほどの店で地ビールを扱い始めました。これが人を呼び込む大きな力になっています。こちらの醸造所では、新型コロナの影響を大きく受けた時期もありましたが、ネット販売を始めたことで売り上げも盛り返しました。
<アオイビール 満藤直樹社長>「いまはブームと言われる段階。どんどん飲み続けていただくことで地元に根付く文化としてできればもっと嬉しいなと思います」
世界中にファンの多いビールだからこそ、その魅力を味方につければ多くの人を引き付けるきっかけとなりそうです。