変わる大学入試 コロナ禍で大学側の対応は(RKB毎日放送)

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大学入試についても、新型コロナの影響がいろいろと出ています。入試改革も重なり、受験生も受け入れる大学も、頭を悩ませています。 福岡市の西南学院大学。先週から週に1回、入試や大学生活に関するオンラインでの相談会を始めました。受験生からの質問に職員や学生が答えます。 例年、多くの高校生が訪れるオープンキャンパスや、対面での受験相談会は、今年は新型コロナの影響ですべて中止になりました。そうした中、オンラインとはいえ、直接質問できる機会は受験生にとって貴重です。 大学側も、新型コロナによる高校生の例年にない不安を感じています。来年実施される入試は、制度そのものも変わります。1990年から30年間続いた「大学入試センター試験」に代わって、新たに「大学入学共通テスト」を導入。知識や技能に加え、「思考力・判断力・表現力」という3つの力が重視されます。 また、「AO入試」は「総合型選抜」に、「推薦入試」は「学校推薦型選抜」に、それぞれ改称され、これまでほとんど課されていなかった教科テストなどを実施。知識や思考力を問うことが、必須となります。指導する講師たちもこれまでにない状況に困惑しています。 入試方法を見直す動きも出ています。初めて実施される大学入学共通テストは、新型コロナの影響で、学習が遅れた現役生が選べる「第2日程」を設定しました。福岡県太宰府市の日本経済大学は、「オンライン」試験を導入。受験生は大学で受験するか、オンラインで試験を受けるか、選ぶことができます。また、九州大学は発展的な内容を出題する場合は、補足する内容を記載するなど、休校による学習の遅れや地域差に配慮し、特定の受験生が不利にならないような工夫をします。 例年と大きく異なるこの冬の大学入試。志願状況には、「地元志向」と「安全志向」の2つの傾向がみられるようです。

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(2020/10/19)