MotoGPアラゴン決勝:スズキ好調リンスが今季初優勝&ミル3位! マルケス弟“覚醒”連続表彰台。中上貴晶5位(motorsport.com 日本版)
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モーターランド・アラゴンでMotoGP第11戦アラゴンGPの決勝レースが行なわれ、スズキのアレックス・リンスが今季初優勝を果たした。
【リザルト】MotoGP第11戦アラゴンGP 決勝レース結果
前日の予選ではファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がポールポジションを獲得。中上貴晶(LCRホンダ)は7番グリッドからのスタートだ。
低温のコンディションに悩まされてきたアラゴンGPだが、決勝日は天候にも恵まれ、3日間で最も温かい状態に。気温は21℃、路面温度は31℃でMotoGPクラスのスタート時刻を迎えた。
23周のレースが開始されると、クアルタラロそしてマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が好スタート。ビニャーレスがホールショットを奪い、クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がそこに続いた。
オープニングラップからビニャーレスはハイペースで走り、1周を終えてコントロールラインに戻ってくると0.7秒ほどのギャップを確立。クアルタラロら後続を引き離しにかかった。
3周目、3番手のモルビデリはターン2でリンスによるオーバーテイクを許し、後退してしまった。
中上は7番手で先頭を追っていくが、追い上げてきたアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)とのバトルになると、4周目に追い抜かれてしまった。
先頭集団ではリンスが2番手のクアルタラロに接近。5周目にテールトゥノーズ状態に持ち込んだ。
リンスは6周目にクアルタラロをオーバーテイクすると、そのまま先頭を行くビニャーレスを追い上げ始める速さを見せた。ビニャーレスが築いた0.7秒のアドバンテージは1周であっという間に消滅し、リンスが先頭を捉えた。
更にチームメイトのジョアン・ミルも追い上げを見せており、8周目にはクアルタラロとモルビデリを一気に料理して3番手に浮上してきた。
その8周目の最終コーナーでは、リンスが遂にビニャーレスをオーバーテイク。今季初優勝に向けてビニャーレスを突き放しにかかった。
一方、2番手ビニャーレスはミルに接近されつつある状況。さらにその後方4番手には見事な追い上げを見せているアレックス・マルケスが接近していた。
先頭集団では、13周目にミルがビニャーレスを最終コーナーでオーバーテイクして2番手に浮上。追い抜かれてしま