「古臭い」が「カッコいい」になった――和楽器プロ奏者が語る、ボカロカルチャーが変えたもの。(BuzzFeed Japan)

【リンク先抜粋】
――新アルバム「TOKYO SINGING」初回限定ブック盤収録のインタビューで、黒流さんが2010年頃のボーカロイドの和ブームにびっくりしたと書いてあって興味深かったです。 黒流(和太鼓):びっくりしましたね~、あの時は。自分は幼い頃から和太鼓をやってきましたが、学生時代は和楽器をやっているのは恥ずかしい……とまではいかないけど、なんとなく隠していましたから。あまり人に言いたくなかった。 いぶくろ(箏):僕もそうでした。古臭いみたいなイメージが強かったから。 黒流:そうだったよね。そのイメージを覆したくて、「和太鼓で新しいものを作りたい!」ともがいてきたけど、いつのまにかニコニコ動画、ボーカロイドの世界では和の旋律そのものがカッコいいものになっていて。時代が変わっている! と衝撃でした。 しかも、その受け入れられ方もうれしかったんですよ。伝統や権威ありきではなく、音色として自然に和を取り入れていて、評価されていた。めちゃくちゃいい流れじゃん! と思いました。

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(2020/10/18)