中国進出した韓国企業の体感景気、第4四半期「反騰」の見通し=韓国(WoW!Korea)
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新型コロナウイルスの事態に大きく萎縮された、中国の景気回復の兆しが見え、現地に進出した韓国企業の体感景気も反騰を続けながら、第4四半期の見通しを明るくしている。
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18日、産業研究院と商工会議所、中国韓国商会が、中国進出した213社の韓国企業を対象とした実態調査によると、これらの企業の第4四半期景況判断指数(BSI)の見通しは市況101、売上高108で予想された。
市況BSI見通しが100を超えたのは、昨年第2四半期以降6四半期ぶりだ。売上高も108に上昇転換した。
BSIは企業から販売、経営環境などの意見を調査したもので、100を基準とし、これを超えると肯定的に回答した会社が多かったことを意味し、100未満はその反対を意味する。
今年第3四半期の現状は、市況91、売上高95を記録した。これは2018年第3四半期以降2年ぶりに最高値で、1、2四半期に底をついた中国進出企業は第4四半期を起点に反騰に成功すると予想された。
第4四半期の見通しの詳細指標を見てみると、現地販売見通しは115で、3四半期連続100を上回り、設備投資(100)も基準値を回復する一方、営業環境(110)は、統計集計以来初めて100を上回ると予測された。
業種別でも、おおよそ100を超える見通しだ。製造業(107)と流通業(117)、化学(130)が、前期より良い見通しとし、100を超えると予想される。
自動車(137)、電子(100)は、100を上回るが、前期比、指数がやや下落する見通しだ。繊維衣料品(87)、金属機械(97)などは、まだ100を下回るだろう。