ビッグ3の記録語る、ラオニッチ「同じ時代に比較できるのは光栄」<男子テニス>(tennis365.net)
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男子プロテニス協会のATPは17日に公式サイトで元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)がビッグ3と呼ばれるN・ジョコビッチ(セルビア)、R・ナダル(スペイン)、R・フェデラー(スイス)の記録について語ったコメントを掲載した。
【ラオニッチ 差別は「悲しいこと」】
今月行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではナダルが決勝でジョコビッチに勝利。フェデラーに並ぶ四大大会歴代最多20度目の優勝を飾った。
ラオニッチは「多くの記録があり3人の内誰が最も優れているかを話し合うのは難しいと思う。ナダルはこれからもプレーを続けるだろうし、フェデラーは来年またツアーに戻ってくる。ジョコビッチはここ数年間で最も身体的な好調を見せている」と語った。
「グランドスラムの優勝だけじゃわからない。世界1位の保持期間や互いの勝敗、マスターズの優勝回数などたくさんある。誰が最高の選手であるかをいつも決めようとするが、困難だ」
ラオニッチはキャリアでフェデラーに3勝11敗、ナダルに2勝8敗そしてジョコビッチには0勝11敗としている。
「今のトップ選手と20年や40年前の選手を比べなきゃいけない場合に比べて、同じ時代にいる3人が最高の選手で、このような議題をあげられるのは僕らにとって幸運だと思う。同じ時に彼ら全員を目の当たりにして比較できるのは本当に光栄なことだよ」
ラオニッチは現在開催されているサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、室内ハード、ATP500)に出場し準決勝へ駒を進めた、第7シードのB・チョリッチ(クロアチア)に敗れた。