稲森佑貴2にこだわり初快挙「勝ったよと」妻に感謝(日刊スポーツ)

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<国内男子ゴルフツアー:日本オープン>◇最終日◇18日◇千葉・紫CCすみれ(7317ヤード、パー70)◇賞金総額1億5750万円(優勝賞金3150万円)◇無観客開催 【写真】優勝しキャディーと肩を組む稲森 稲森佑貴(26=フリー)が2年ぶり2度目の優勝を飾った。1打差2位で出ると、同組の谷原秀人に17番で追いつき、18番で逆転。我慢の展開で2バーディー、1ボギーの69で回り、通算5アンダー、275で競り勝った。ツアー通算2勝は、いずれも日本オープン。同じ国内メジャーを異なる年に制して初優勝、2勝目という初のケースとなった。「2」にこだわって今年2月22日に結婚した美穂夫人(25)に、2位ではなく、2年ぶり2度目の優勝報告できることを喜んだ。    ◇   ◇   ◇ かつてないほど、遠く感じた2メートルだった。18番パー5、稲森は決めれば優勝のバーディーパットを、なかなか打ち出せなかった。ようやく決心して振り抜くとパターを振ると、3秒後には右手でガッツポーズをつくっていた。「我慢していればチャンスが来ると思っていた。(最後は)心臓がバクバクしていた」。優勝インタビューで、心から安心した表情で振り返った。 1打差を追ってスタートした。前半は全てパー。その間、首位で出た同組の谷原が1つスコアを伸ばし、2打差に開いた。それでも「最初の優勝の経験が生きた」と、2年前の経験から慌てなかった。難しいコースセッティングの日本オープンは「ラフに入れると攻め方が変わる」と、5年連続フェアウエーキープ率1位の正確なショットが生きると知っていた。丁寧にパーを拾い続け、12番でボギーをたたいても、13番で3・5メートルにつけてバーディーを奪い返し、しぶとく逆転バーディーにつなげた。 1、2勝目ともに同じ国内メジャーを制する初のケースになるほど、日本オープンとは相性が良い。これで今大会は8度目の出場で8623万8666円稼いだことになり、生涯獲得賞金の31・27%にも達した。 2月22日に同郷鹿児島の中学の後輩の美穂夫人と結婚した。日付は鹿児島弁で「運がいい」「幸せ」などを「ふがいい」といい、その語呂合わせ。「調子が悪くても味方でいてくれた」と、不振の昨季も支えてくれた美穂さんの存在の大きさに感謝。「勝ったよと報告したい」。2位ではなく2年ぶり2度。より多くの「2」が付く報告を

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(2020/10/18)