G大阪宮本監督采配的中、パトリック弾で敵地5連勝(日刊スポーツ)

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<明治安田生命J1:大分0-1G大阪>◇第23節◇18日◇昭和電ド ガンバ大阪が1-0で敵地大分戦を制し、勝ち点45の4位に再浮上した。途中出場のFWパトリック(32)が決勝点を挙げるなど、宮本恒靖監督(43)の選手起用がズバリ的中。前節で連勝は6で止まったが、アウェーは5連勝。ここ8試合で7勝1分けと快進撃は継続中で、2位C大阪とは勝ち点3差、3位東京とは同2差に再び接近した。    ◇   ◇   ◇ 大分に再三押し込まれたが、今のG大阪は屈しない。粘り強い守備で今季6度目の無失点。連勝が6で止まった前節から中3日の一戦も、宮本監督は手堅く白星をもぎ取った。 「5連戦最後で疲労も見受けられたが、選手は少しずつ修正してくれた。いくつかのプランを持っていた中で、パトリックも決めてくれた。いい競争があり、誰が出てもいいパフォーマンスを出せる状態にある」 得点を求めて後半頭からパトリック、同20分に宇佐美を投入。2人で同27分、決勝点を奪った。宇佐美の右CKをブラジル人FWが高い打点のヘッドで今季4点目をゲット。渡辺、アデミウソンを含めたFW4人を、宮本監督は戦況に応じて使いこなす。この日も途中投入の采配が当たった。 「僕たちは、先発11人だけで勝っているのではない」とパトリック。故障離脱中の主将三浦、練習中に頭部負傷で別メニューが続いた藤春に加え、昌子が右足首痛を再発させてこの日は欠場。DF陣が非常事態でも菅沼ら代役が奮闘した。 宮本監督は18年7月に途中就任。初めて1年フルに指揮した19年の勝ち点は47で7位だった。今季は既に同45に到達し、残り11試合で大幅に更新するのは確実だ。優勝は絶望的だが、3位以内は射程圏内。来季へ向け、この日は新人MF塚元を初起用するなど、マネジメント力は確実に成長している。結果と育成の両立を図る指揮官は「クラブの未来」のため、残り試合も全力でいく。【横田和幸】

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(2020/10/18)