大航海時代と徳川家康 作家安部龍太郎さんが講演 静岡(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 徳川時代の歴史的意義を研究・発信する徳川みらい学会は16日、本年度第2回講演会を静岡市清水区のマリナートで開いた。静岡新聞朝刊の連載時代小説「家康」シリーズの著者で、直木賞作家の安部龍太郎さんが「大航海時代と徳川家康」と題して講演した。  安部さんは家康シリーズの読みどころを「最新の研究や資料に基づいた、これまでの解釈と違う歴史像の提示」と紹介。連載で書き下ろした桶狭間の戦いや長篠の戦いの真相を解説した。  連載内で家康とお市(織田信長の妹)が婚約関係にあったとつづった理由も説いた。ポルトガル人宣教師のルイス・フロイスが残した報告書に触れ、「家康を『信長の義弟である三河の国王』と書かれていることからも確実」と語った。  安部さんは「戦国時代を語る上では、従来の鎖国史観ではなく、世界の大航海時代の中で捉え直すのが大切」との考えを示した。

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(2020/10/17)