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　AppBank株式会社が、株主優待を廃止することを、2020年10月14日の17時に発表した。 【詳細画像または表】 　AppBankの株主優待は、毎年12月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて、自社のECサイトや店舗で商品を購入する際に利用できる『優待商品券』(iTunesカード、書籍、セール商品の利用は不可)を贈呈」というものだった。 　しかし、AppBankの株主優待は2019年12月末の株主に実施された分を最後に「廃止」となる。 　AppBankが株主優待を廃止する理由としては「株主優待の運用に係る費用が年々増加していること」や、「株主優待の対象サービスの提供主体である株式会社AppBank Storeが、同社の連結グループから外れたこと」などが関係しているようだ。 ●廃止されたAppBankの株主優待制度の詳細 　 ◆廃止されたAppBankの株主優待制度の詳細 　 基準日 　 保有株式数 　 株主優待内容 　 12月末 100株以上 優待商品券(1000円分)3枚 500株以上 優待商品券(1000円分)10枚 2000株以上 優待商品券(1000円分)30枚 5000株以上 優待商品券(1000円分)50枚 1万株以上 優待商品券(1000円分)80枚 ●廃止されたAppBankの株主優待利回りは？　 　AppBankの2020年10月14日の株価(終値)は237円なので、株主優待が廃止されなければ、株主優待利回りは以下のようになっていた。 (100株保有の場合) 投資金額:100株×237円=2万3700円 優待品:優待商品券3000円分 優待利回り=3000円÷2万3700円×100=12.65％ (500株保有の場合) 投資金額:500株×237円=11万8500円 優待品:優待商品券1万円分 優待利回り=1万円÷11万8500円×100=8.43％ 　AppBankの株主優待は、自社のECサイトや店舗でスマホ関連グッズの購入に充てられる優待商品券だったが、前回実施分で廃止となることが発表された。 　なお、AppBankはスマホ向けアプリやゲームの紹介サイト「AppBank.net」の運営などを手掛ける企業。8月12日時点で発表している2020年12月期

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(2020/10/14)