トランザクション、10期連続の「増配」を発表して、配当額は10年で10倍に増加! 2021年8月期は前期比1円増の「1株あたり19円」、配当利回り1.60%に!(ダイヤモンド・ザイ)
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トランザクション(7818)は、2021年8月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年10月14日の15時に発表した。これにより、トランザクションの配当利回り(予想)は1.52%⇒1.60%にアップし、”10期連続増配”の見通しとなった。
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トランザクションが発表した2020年8月期の決算短信によると、2021年8月期の予想配当は「1株あたり19円」となっている。なお、トランザクションは期末配当による年1回の配当を基本方針としており、中間配当は実施していない。
トランザクションの2020年8月期の配当は「1株あたり18円」だったので、前期比で「1円」の増配となる。今回の増配発表によって、トランザクションの配当利回り(予想)は1.52%⇒1.60%にアップすることとなった。
トランザクションは今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年8月期は前期比で「減収」となるものの、「親会社株主に帰属する当期純利益は増益」の予想となっている。また、トランザクションは「配当性向の向上を図ることを方針とし、2022年8月期までの連結配当性向を33%目安」としていることから、2021年8月期の業績予想を受けて「増配」が決まった形だ。
なお、2021年8月期の「増配」予想を発表したものの、トランザクションの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年10月14日)の終値1182円より137円も安い1045円(-11.59%)を記録している。
●トランザクションの過去11期の配当の推移は?
■トランザクション(7818)の過去11期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
―
―
2016/8
7円
2011/8
1.87円
2017/8
10円
2012/8
2.25円
2018/8
13円
2013/8
2.5円
2019/8
16円
2014/8
3.25円
2020/8
18円
2015/8
4.5円
2021/8
19円
(予想)
トランザクションは2010年10月に上場して以来、連続増配を継続しており、2021年8月期の配当予想「1株あたり19円」が予想通りに実施されれば”10期連続増配”を達成することになる。