「部活に入っているから勉強ができない」はウソだった!?本当に勉強の妨げになっているものは?(ベネッセ 教育情報サイト)

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 難関国公立大に多くの生徒を現役合格させている高校の先生の中には、「部活動に参加している生徒の方が、受験に必要な自己管理能力を身につけていることが多い」と考えるかたが多くいます。夜、疲れて帰宅し、就寝までの限られた時間の中で、優先順位をつけて勉強したり、通学時間や授業と授業のあいまなどのスキマ時間に効率的に勉強したりすることで、結果的に部活動引退後に計画的に勉強を進める自己管理能力が身につく、というわけです。  もちろん、お子さま自身が、「目標を実現するためには、部活動の時間を学習に充てるべきだ」と判断したのであれば、その決意を尊重してあげたいものです。しかし、保護者のかたから「部活動をやめなさい!(そうすれば勉強時間がきっと増えるはずだから)」と強く勧めるべきかどうか、じっくりと考えた方がよさそうです。  最後に、部活動と勉強の両立を成功させるコツをいくつかご紹介します。最初は「部活動から帰ったら、部屋着に着替えずに、そのまま机に向かって、絶対にやっておくべき宿題などを済ませる」です。部屋着に着替えてしまうと、ついリラックスしてしまい、テレビのリモコンなどに手が伸びてしまうので、制服を着たまま、30分から1時間、これだけは!という勉強を済ませてしまうという方法です。  次に、「平日に勉強できないのは仕方ないので、練習のない週末、可能な限り頑張る」です。「疲れていても夜1時まで3時間勉強」など、実現が難しい計画を立てるよりは、「平日は30分でもいいので、その分、土日でばん回する」と割り切るわけです。そして、「部活動の帰りに、1日の授業を思い出す」。ノートや教科書を開く余裕がなくても、授業での先生の説明、そして先生や友達の発したジョークなどを、教室の風景と共に思い出すだけでも学習内容が定着しやすくなります。  部活動を、勉強を妨げるものとして見るのではなく、お子さまが自己管理能力を身につけるためのよい試練として受け止められるといいですね。

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(2020/10/14)