判断力が高まり冷静沈着になれる「朝の10分間片づけ」のススメ(サライ.jp)

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若い頃は部屋をモノで溢れさせるのが喜びであった。レコード、ギター、カメラ、登山道具、本、画材道具、新しい文房具。会社の帰りにその時に興味を持った品を、少々値段が張っても購入していた。 やがて月日がたって自分の歳を意識すると、モノに囲まれた生活が疎ましく、「もっと自由になりたい」とモノに縛られない暮らしに方向転換する。若い頃には好きなモノを買えることが自由だと思っていたのに、不思議なモノだ。(本書「まえがき」より引用) この感覚に共感できる方は、決して少なくないのではないだろうか。多くの人は、加齢と歩調を合わせるかのように「モノを減らしたい」という想いにかられていくものだからだ。著者の言うように年齢のせいなのかもしれないし、時代の空気の影響かもしれないが。 だから、モノを手放すことについて書かれた本書にも強く共感でき、そこに心地よさを感じもするのである。 なにより注目すべきは、著書が本書の冒頭で「朝の10分間片づけ」の話題を取り上げている点だ。朝起きて洗顔をしたら、リビングルームや机の上をまず片づけるというのだ。 その片づけを習慣にして、「日課のごとく体を動かしている」わけだ。それは、「モノを減らしたいけれど、なにから始めたらいいのやら」という思いを抱いている方にとっても大きな“きっかけ”となるに違いない。 著者は、毎朝決まって5時に起床するという。朝は脳が活性化している時間でもあるので、まずは片づけをして体を動かし、1日の助走をつけようという発想である。 私はこれまで絵や文章を書く仕事をしてきたので、「とりあえず絵はあの構図に落ち着かせよう」と考えながら、日課の10分間片づけ作業にラジオ体操をまじえて、手足を動かす。体を解(ほぐ)す要領で、リビングやソファの上に散らばった昨夜の雑誌や新聞などの片づけの作業に入る。(15ページより引用)

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(2020/10/14)