「iPhone 12 Pro」がカメラを先鋭化“する必要があった”理由…本当の意味で「Pro」の作り込みをするアップル(BUSINESS INSIDER JAPAN)

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iPhoneには明確な「ハード開発の戦略」がある。もう、iPhone登場から13年、ずっと続いてきたものだ。 それは、「可能な限り、同じ設計からバリエーションを広げる」ということだ。使うプロセッサーを統一し、搭載する通信規格を統一し、インカメラなども同じものにする。もちろん、ソフト開発は自社で一貫して進める。 対応通信規格や搭載プロセッサーなどで細かくバリエーションを作り、ニーズを満たす選択をする他社とはずいぶん違う。今回も、「新プロセッサーのA14 Bionic採用」「5G対応」「ワイヤレス充電のMagSafe搭載」といった部分はきれいに同じだ。 そのため、スタンダードモデルとProで「どちらを選ぶのが、よりクレバーな選択なのか」ということがポイントになる。 iPhone 12世代の場合、発表内容を見る限りは、「スタンダードの方が有利」だ。 2019年までは、スタンダードモデルとProではディスプレイがまったく違った。スタンダードモデルは液晶を使っており、さらに解像度も1ランク低くなっていたからだ。「それでも十分」という人は多かったろうが、差があったのは事実だ。 けれども今年は、「iPhone 12」でも有機ELに変わり、サイズ・解像度・コントラストともに「iPhone 12 Pro」と同じになっている。輝度はProの方が上だが……。 「5Gのハイエンドスマホが欲しい」だけなら、iPhone 12もしくはminiで十分という状況。例年以上にProを選ぶユーザーは「明確にProを選ぶ理由」が必要になっている。

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(2020/10/14)