ローリー・マキロイのベントレーが極悪過ぎと話題! 気になる落札価格は?(くるまのニュース)

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 最初に紹介する出品車両は、シリーズの開祖となる初代「コンチネンタルGTクーペ」である。  2002年のパリ・サロンでプロトタイプを発表、翌2003年のジュネーヴ・ショーにて生産モデルが正式リリースされたコンチネンタルGTは、それまでのベントレーの常識やイメージをことごとく破った「マイルストーン」というべきモデルだ。  同社がVWグループ入りを果たした直後にあたる、前世紀末から企画されていた「MSB」こと「ミドルサイズ・ベントレー」プロジェクトの生産化第1号車である。  ボディサイズは、当時のベントレーとしてはコンパクトともいえるものだったのだが、560psを発生する、6リッターW型12気筒ツインターボエンジンや、ベントレーでは初となるフルタイム4WDシステムなどの意欲的な新機軸を満載していた。  くわえて、販売価格はロールス・ロイス傘下時代のベントレー製クーペ「コンチネンタルR」および「コンチネンタルT」の約半分に相当する比較的安価でありながら、300km/h超級のマキシマムスピードに代表されるパフォーマンス、異次元的なロードホールディングとスタビリティなど、どちらかといえば伝統的クラフトマンシップによる豪華な内外装が最大の売り物だった時代のベントレーには望むべくもなかった、本格派スーパーカーとしての実力を手に入れていたのだ。  もちろん、この重厚ながら溌溂(はつらつ)とした魅力を世界の裕福なエンスージャストたちが放っておくはずもなく、わが国を含む世界各国で大ヒット。現在に至るベントレーの黄金時代を築き上げる功労者となったのだが、生産台数が比較的多く、しかもベントレーの特質ゆえに残存率も高いことから、洋の東西を問わずユーズドカーマーケットにはかなりの台数の売り物が流通しているのが現状である。  今回のオークションに出品されたコンチネンタルGTは、2009年型ということで、マスク周辺にフェイスリフトが施されるとともに、各部がブラッシュアップされた後期型となる。  日常のアシとしても充分に使えるクルマゆえに、オドメーターの示す走行距離は9万2214マイル(約14万8000km)に達している。  それでも、WEBカタログの写真では、年式や走行距離を感じさせないコンディションであるかに見えるのだが、エスティメート(推定落札価格)は1万6000-2万ポンドと

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(2020/10/14)