“鉄壁”森保ジャパン、コートジボワールにリベンジV 植田が代表初ゴール(夕刊フジ)

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 サッカー日本代表(世界ランク28位)は13日、オランダのユトレヒトで、アフリカのタレント軍団、コートジボワール代表(同60位)と国際親善試合で対戦。途中出場のDF植田直道(25)=セルクル・ブリュージュ=が後半ロスタイムに代表初となる劇的な決勝ゴールを決め、1-0で快勝した。日本代表は今季初勝利。14年W杯ブラジル大会で敗れて以来の対戦でリベンジを果たした。  勝因は守備だ。遠征2戦目となるこの試合で森保一監督(52)は、カメルーン戦(9日)から先発7人を入れ替えた。しかし、DF吉田麻也(サンプドリア)と冨安健洋(ボローニャ)のセンターバックは不動。守備の国イタリアで所属クラブの主力を務める2人の動きは完璧で、今回のオランダ遠征では2試合連続無失点に貢献した。ブラジルW杯にも出場した吉田は「僕の記憶では(強豪相手に2試合連続完封は)ない。目に見える数字で自信になる。成長できた」と喜んだ。  ロスタイムの劇的弾も後半44分に右サイドバックのDF室成(ハノーファー)に代わって入った植田だった。敵陣右サイドで獲得したFKをMF柴崎岳(レガネス)がゴール前へクロス。ファーサイドへ走り込んだ植田がフリーで頭から飛び込んで決めた。  「毎日の日課です」と現地でも続けてきた居残りのヘディングシュートが形になって現れた。敵将ボーメル監督も「うまく運んでいた試合が台無しになった」と悔しさを隠せなかった。  この試合は代表歴の浅いFW鈴木武蔵(ベールスホット)、GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)らとともに19歳のMF久保建英(ビリャレアル)が左サイドで待望の先発。しかしコートジボワールのプレッシャーや試合勘のなさに苦しみ、後半16分にMF南野拓実(リバプール)と交代。森保監督はこの日の久保に「もう少し体力をつけてもらわないと」と異例の注文をつけた。  日本代表は11月も欧州遠征を計画していたが、各国が新型コロナウイルスの規制を強化し始めたことから「日本に帰ります」と森保監督。新戦力の調整、連係、決定力には課題を残したが、感染リスクの中の遠征は、かろうじて1勝という成果を挙げて帰国することになった。(編集委員・久保武司)

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(2020/10/14)