サッカー日本代表 有意義だった欧州での活動 清雲栄純氏のチェックアイ(産経新聞)

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 サッカー日本代表にとって非常に有意義な強化機会だった。欧州開催という環境のおかげで、9日のカメルーン戦、13日のコートジボワール戦の2試合とも相手選手のコンディションがよく、試合を通してインテンシティー(激しさ)があった。こうした厳しい実戦からしか得られない成長が、サッカーにはある。  カメルーン、コートジボワールとも、ほぼ全選手が欧州のクラブでプレーしている。強豪国を日本に招いた場合、長距離移動と時差の影響から万全とは程遠いケースも多い。文句なしの難敵と真剣勝負をし、勝利を手にして得た自信は非常に大きいと思う。  史上初めて全員が欧州組で構成された日本も相手同様、コンディションがよかった。さらに日本開催と違って上々の状態で所属クラブに戻れる。代表活動の負担が原因となってプレーの質が落ちたり、体調を崩したりして、クラブで築いた地位を失う恐れもない。  新型コロナウイルスによる副産物だったとはいえ、欧州での活動が強化につながったのは間違いない。日本サッカー協会は強化の土台を支える経済面も考えなければいけないが、代表戦の国内、欧州開催をうまく組み合わせていくきっかけになったのではないか。(元日本代表コーチ)

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(2020/10/14)