ムクドリ撃退大作戦に一筋の光明(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 大音量の鳴き声にフンの問題。街の厄介者に新たな対策です。浜松市と市内の企業がタッグを組み、街中のムクドリに対してAIを使ったLEDライトを当てて撃退する実証実験を始めました。  10月13日夕方、浜松市の中心街鍛冶町通りの屋根の上に設置されたのはLEDライト。このライトで照らすのは街中で群れをなして飛び回るムクドリです。暗くなってきた時間帯に寝床を探して街路樹に集まるムクドリにめがけて光を当て追い出そうという作戦です。強烈な光を当てるとムクドリは一斉に飛び立ちました。 <パイフォトニクス 池田貴裕社長>「あそこの鉄塔にも多数いるので、じゃあ当ててみます。びっくりしました、こんなに効くとは」  ムクドリを追い出すライトを設置したのは、光技術を使った製品を作る地元企業、パイフォトニクスです。2020年7月、新型コロナの対策に緊張感を持ってもらおうと浜松城を黄色くライトアップしたのもこの会社でした。浜松市は長年、ムクドリの鳴き声やフンに悩まされてきました。ハンマーで木を叩いたり、ムクドリの嫌がる音を出したりするなどの対策を行ってきましたが、作業員が大通りを歩いて回り、対策を行うのは時間と手間がかかります。 <パイフォトニクス 池田貴裕社長>「(今は自動で動いているんですか?)そうです、このライトが電動ステージの上に載っていて、自動でビュン、ビュンと一個一個木を狙う」  今回のライトのプロジェクトでは将来的に無人で光を当てることも目指していて、光量の調節などで「ムクドリの嫌がる光」の実験も同時に進めています。 <パイフォトニクス 池田貴裕社長>「いつものやつは一点しか出ないけど、これは25倍。鳥からしたら迫力が違う」  この実験を通して、光を当てたときのムクドリの反応などをデータとして蓄積し、最適な光の当て方を研究していくということです。 <パイフォトニクス 池田貴裕社長>「ムクドリも賢いので、いたちごっこになると思うんですけど、それが常に変化するという完成品にしたい。まだまだ、実証実験はこれからです」

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(2020/10/14)