ORANGE #逸品 体感を鍛えるクッション(静岡放送(SBS))

【リンク先抜粋】
<伊藤設備工業所 杉山登さん>「普段は鍛えにくいと言われる体幹を鍛えるクッションです」  ただ横になってクッションを足に挟む。簡単な動きで腰回りなどの体幹を鍛えることができ、腰痛予防も期待できるクッション。10月14日の逸品は「インナーマッスルダイレクトトレーニングクッション」。つくったのは、いまトイレを修理しているこちらの男性。水道工事歴30年の杉山登さんです。開発の理由は自身のつらい経験にありました。 <伊藤設備工業所 杉山登さん>「腰椎間板ヘルニアになって、腰痛に悩んでいました。こんな工具を使ったりなど、ハードな仕事が多いので、腰への負担は切っても切り離せない」  職業柄、慢性的な腰痛に苦しんでいたとき、捨てるつもりのマットレスの端材をたまたま足に挟んだところ、腰痛が和らいだことから開発に乗り出しました。そして完成したのがトレーニング用クッションです。2019年、特許を取得しました。中を見てみると形や硬さが違う3つの素材を組み合わせています。 <伊藤設備工業所 杉山登さん>「横になってもらっていいですか?仰向けで」  基本の姿勢は仰向けです。足の間にクッションを挟みます。このときクッションを押さえつけるように足の内側に力を入れるのがポイントです。 <伊藤設備工業所 杉山登さん>「その状態を保ったまま深呼吸をしてください。吸って、はいて」  この深呼吸を5回ほど繰り返してトレーニングは終了です。 <伊藤設備工業所 杉山登さん>「(太ももに力が入ったのと、背骨のあたりが力が入るというか…)それがインナーマッスルです。(これで体幹が鍛えられるんですか?)そうです」  体幹が鍛えられているか、見た目ではわかりません。体の仕組みはどうなっているのでしょう。 <静岡大学教育学部地域創造学環スポーツプロモーション 杉山康司教授>「表面に見えている筋肉と内側でそれを助けている筋肉がある」  一般的に体幹、いわゆるインナーマッスルを鍛えて姿勢を意識すると腰痛の改善に役立つと言われています。この背骨部分と太もも部分の筋肉は離れているようにみえますが、実は、しっかり連動しているといいます。 <静岡大学 杉山康司教授>「脊柱と骨盤を介して太ももの骨に繋がる筋肉がとても大切になる。(太ももの筋肉がしっかり動かせないと腰をしなやかに動かせない?)そうですね。足が弱ってくると、そこが土台で

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(2020/10/14)