イ・ビョンホン主演! 韓国年間興収1位の実録サスペンス「KCIA 南山の部長たち」21年1月公開(映画.com)

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 イ・ビョンホンが主演し、2020年の韓国年間興行収入第1位(10月11日時点)を記録した実録サスペンス「THE MAN STANDING NEXT(英題)」が、「KCIA 南山の部長たち」の邦題で、2021年1月に公開されることが決定した。 【フォトギャラリー】イ・ビョンホン、2015年の来日時の様子  本作は、1979年10月26日、韓国のパク・チョンヒ(朴正煕)大統領が、大統領に次ぐナンバー2の権力者とも言われた中央情報部部長キム・ジェギュ(金載圭)に暗殺された実話を紡いだノンフィクション「実録KCIA『南山と呼ばれた男たち』」(講談社刊)を原作とした物語。「インサイダーズ 内部者たち」で、当時R指定作品として歴代最高の観客動員記録を打ち立てた俊英ウ・ミンホが監督を務めている。  軍事クーデターで政権を握り、独裁者と批判されるほど絶大な権勢を振るったパク・チョンヒ大統領。そんな大統領直属の機関として権力を握ったのが、韓国中央情報部、通称「KCIA」。組織を束ねる者は、その所在地から“南山の部長”として恐れられる存在だった。キム・ジェギュが大統領を殺害したというニュースは、韓国のみならず世界中に衝撃を与え、権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、いまださまざまな見方がなされている。本作は、あくまで「実話を基にしたフィクションである」としながらも、そんな歴史の闇に肉薄していく。  イ・ビョンホンは、愛国心と大統領への崇拝、静かに燃える野心との間で葛藤するキム部長を体現。キャリア最高ともいえる演技が評価され、百想芸術大賞の主演男優賞を獲得している。共演には「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」のイ・ソンミン、「哭声 コクソン」のクァク・ドウォン、「1987、ある闘いの真実」のイ・ヒジュン、「ザ・キング」のキム・ソジンら演技派キャストが集結している。  「KCIA 南山の部長たち」は、21年1月から東京・シネマート新宿ほか全国公開。

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(2020/10/14)