ダイキン、新型コロナで追い風の「換気ができるエアコン」を全方位でアピール(BCN)

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 ダイキン工業は10月14日、新型コロナウイルス対策の一つである換気機能をエアコンのフラッグシップモデル「うるさらX(エックス)」だけでなく、寝室や子供部屋向けの「うるさらmini(ミニ)」の新製品、新しくラインアップに加えたスタンダードモデル「Vシリーズ」に搭載すると発表した。「ダイキンの換気。」というキャッチフレーズとともに、「換気ができるエアコン」を全方位でアピールする。 ●スタンダードモデル「Vシリーズ」にも換気機能  うるさらX(2.2~9.0kW)は11月1日に発売。2.2kWタイプの価格はオープンで、税込みの実勢価格は24万円前後。うるさらmini(2.2~2.8kW)は11月1日に発売し、価格は17万円前後。Vシリーズ(2.2~5.6kW)は2021年3月30日に発売し、価格が15万円前後となる。いずれも独自の換気機能を標準搭載する。    常務執行役員の舩田聡空調営業本部長は、「業界上期の出荷台数は前年同期比102%だったが、業界を上回る水準だった。新型コロナによる在宅ワークや巣ごもり需要で、換気への意識が日常の生活の中で定着している。ダイキンの換気のできるエアコンが、市場に受け入れられた形だ」と、換気機能がコロナ禍のユーザーニーズをとらえたと語る。  換気機能は、暖房時の外気を暖めて室内に取り入れるため、換気と快適さが両立するという。具体的には、室外機で取り込んだ外気を搬送ホースで室内機まで運ぶ。室内機に送られた外気は、室内から吸い込んだ空気と一緒に室内機の熱交換器を通って温度を調整して送られる仕組み。夏場は換気しながら冷房できる。   ●1時間当たり0.5回の換気量を確保  換気能力は、うるさらX(AN40YRP-W)で建築基準法の1時間当たり0.5回の換気量(給気風量)を確保する。つまり、機械的に室内に空気を送り込むことで換気能力を確保するというものだ。この点、本来なら換気は、給気と排気のセットで考えられるべきものだが、現状のマンションや戸建ての24時間換気システムも、排気はトイレやサニタリールームなどで行っているのが実情なので問題はないのだろう。  うるさらXは、リモコンの表に換気専用の「換気ボタン」を搭載。ボタンを押すだけでワンタッチで換気できるようにした。また、スマートフォンアプリ「Daikin Smart APP」にも換

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(2020/10/14)