第2次世界大戦の巨大不発弾、処理作業中に爆発 けが人なし(AFPBB News)

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【10月14日 AFP】バルト海(Baltic Sea)近くの運河で13日、第2次世界大戦(World War II)中に落とされた5トンの巨大不発弾が、慎重を要する処理作業中に爆発した。作業に当たったポーランド当局によると、けが人は出なかったという。 「トールボーイ(Tallboy)」と呼ばれ、「地震爆弾」としても知られるこの爆弾は、1945年に英空軍(Royal Air Force)がナチス・ドイツ(Nazi)の軍艦に落としたもの。  昨年、ポーランド北西部の港湾都市シフィノウイシチェ(Swinoujscie)近くで行われた運河の工事中に、水深12メートルの海底に先端部分だけ突き出た状態で埋まっているのが発見された。  全長6メートル以上に及ぶこの爆弾には、TNT火薬3.6トン前後に相当する2.4トンの爆薬が搭載されていた。  ポーランド海軍は当初、約500メートル先にある橋を破壊する恐れがあるとして、従来の爆破による処理方法を選択肢から除外したと発表。その代わりに爆燃(デフラグレーション)という、遠隔制御装置で爆弾に穴を開け、爆発を起こさずに爆薬を燃やす方法を採用した。  しかし、シフィノウイシチェを拠点とする同国海軍第8沿岸防衛小艦隊(8th Coastal Defence Flotilla)のグジェゴシュ・レワンドフスキ(Grzegorz Lewandowski)報道官によると、最後的に「爆燃作業中に爆発が生じた」という。  シフィノウイシチェ市役所の広報担当者はAFPに対し、軍のダイバーによる処理作業中に負傷者が出たり、市のインフラ設備が損傷したりしたとの報告は一切受けていないと述べた。  映像はポーランド海軍が13日公開。(c)AFPBB News

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(2020/10/14)