巨人残留かメジャーか…無双エース・菅野〝ドッキリ発言〟の真意(東スポWeb)

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 無双エースの真意はどこに――。巨人・菅野智之投手(31)が13日の広島戦(東京ドーム)に先発し、6回4失点(自責3)で今季初の敗戦投手となり、開幕投手からの連勝記録は13でストップした。とはいえ、これまでの快進撃を物語る405日ぶりの黒星。気がかりなのはメジャー挑戦の夢を持つ右腕の今後の去就だ。秋口になっての〝ドッキリ発言〟を巡って、球団内には波紋も広がっている。 【写真】ベンチで〝負け試合〟を過ごす菅野  歴史的な連勝街道が止まっても、菅野は冷静に現実を受け止めた。守備の乱れも絡み、4回までに4失点。打線の反撃も及ばずチームが3―4で敗れ、2019年9月4日の中日戦(前橋)以来の黒星を喫した。  ゲームセットの瞬間もどこか吹っ切れた表情で見届け「今まで順調にいき過ぎたところもある。何とか粘ろうとしましたが、うまくいかないこともある」。敗れたとはいえ13勝1敗、防御率2・02の堂々たる成績で、首位独走の立役者であることは疑う余地もない。原監督も「ずっと緊張感の中で投げて、チームを非常にいい状態にしてくれた。記録というのはね、永遠に続くものでもないし。次につなげればいいと思います」とねぎらった。  そんな菅野が発した言葉に球団内がザワついている。きっかけは前回登板した6日。節目のプロ通算100勝を達成した際のヒーローインタビューで、内海(現西武)が100勝に到達した自身のルーキーイヤーに抱いた思いを口にし、自ら次世代への期待についても言及した。「ウチには戸郷が今年頑張っているので、戸郷にもそういうところ(100勝)を目指して頑張ってほしいなと思います」。菅野としては先輩から受け継いだエースのバトンを、急成長中の若き右腕にも継承してもらいたいとの純粋な気持ちを表しただけだったかもしれない。  しかし、周囲の解釈はそれだけで終わらなかった。何しろ、今オフの菅野の去就は球団にとっても重大な懸案事項。数年前からメジャー志向を口にし、昨オフには山口オーナーが寛容な姿勢も打ち出していた。海外FA権の行使を大前提としながらも、菅野が1年間の浪人生活を経て入団した経緯も踏まえ、今オフのポスティング移籍を容認する可能性を完全には否定しなかった。そして、菅野は圧倒的な結果を残し、シーズン終盤にまるでチームの未来を戸郷に託したかのようなセリフ…。  そのため、ことさら敏感に反

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(2020/10/14)