原監督は〝飼い殺し〟撤廃を直訴 山口オーナーがトレード裏話明かす(東スポWeb)

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 巨人・山口寿一オーナー(63)が、13日の広島戦前に報道陣に対応し、今季が3年契約の2年目となる原辰徳監督(62)について「来年、当然続投ですね」と明言した。直接の要請はまだしていないが、試合後にそれを伝え聞いた指揮官は「なんて言ったらいいのか分からないね」としながらも「チームを預かっている人間として、ありがたいお言葉であったというとこですね」と語った。  球団トップは〝言うまでもない〟といった様子で、原監督の3年目を静かに断言した。「2年前に私が原監督に直接、話をしてですね『強い巨人を取り戻したい』と。で、3度目の監督に就任を要請したんだけど…まぁ、実際にそうなっているんですよ。本当にさっきも言ったけど、今年は強くなりましたよ。3年契約の2年目で、来年、当然続投ですね」。  編成権をも握る原監督の手腕は、コロナ禍で迎えた今季、冴えに冴えた。当然、山口オーナーも認めるところで「こういう特殊な条件の下でペナントレースで、これだけの成績をあげている。本当に立派な手腕だと思います」とたたえると、具体的にこう評した。 「特に一軍、二軍、三軍を一つに、まさに『ワンチーム』に束ねて、そういうマネジメントをやってくれていますよね。休ませるべき選手を休ませて、ファームから引き上げるべき選手を引き上げて、選手の力をよく引き出していると思いますね。そういう、原監督の考えを、二軍(監督)の阿部、三軍の二岡…それぞれ十分に理解して、かなり緊密なやりとりでジャイアンツ全体を活性化させている。そのあたりは、去年と比べて、コロナの特殊な状況の下でもね、いい運営をやってもらっている」  さらに積極的なトレードについては「成功している」としたうえで、こんな裏話も披露した。 「それに関しては一度、(原監督から)『相談したいことがある』とシーズン中に言われて。それで会ったんだけれど、その時に監督が言っていたのは…言葉はちょっと、あまりいい言葉ではないかもしれないけど、できるだけ、選手を飼い殺しという状態にしたくない」と根強くあった〝悪しき不文律〟に、指揮官が自ら踏み込み直談判していたのだ。  チーム事情もあって実力を発揮できない選手に、他球団でのチャンスを与える、そういう場が増えることによってチーム内の新陳代謝だけでなく、球界全体の活性化にもつながる――話は、そんな大局的な部分にまで及んだ

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(2020/10/13)